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第24回情報科学技術フォーラム(FIT2025)でM2 鹿内さんとM1 武田さんが発表しました

2025年9月3日~5日に北海道科学大学で開催された第24回情報科学技術フォーラム(FIT2025)において,修士2年生の鹿内 嵩天さん,修士1年生の武田 風雅さんが研究発表を行いました.

システム運用管理と可視化 9月3日(水) 15:30-17:30

  • eBPFを用いたホストの通信履歴のアプリケーション単位の可視化
    • 武田 風雅,岡部 将也,角田 裕
    • 第24回情報科学技術フォーラム(FIT2025)L-006,2025年9月
    • あらまし:近年,イントラネットセキュリティ対策として,ホスト単位での通信行動を詳細に把握することの必要性が高まっている.なかでも,各通信がどのアプリケーションによって行われたのかを把握することは,異常検知や通信履歴の分析において重要である.しかし,一般的なパケットキャプチャにより取得される情報のみでは,パケットの送信元アプリケーションを特定することは困難である.本発表では,eBPFによりパケットにアプリケーション情報を付加する先行研究に基づき,そのキャプチャデータを活用したアプリケーション単位での通信履歴の可視化手法を検討する.
    • 武田くん発表"

攻撃検知 9月4日(木) 15:30-17:30

  • ダークネットに対するネットワークスキャナのサブネット単位の振る舞い調査
    • 鹿内 嵩天,角田 裕
    • 第24回情報科学技術フォーラム(FIT2025)L-016,2025年9月
    • あらまし:2018年以降,インターネット上の様々な機器の情報を収集する調査目的のネットワークスキャンの急激な増加が報告されており,これらを特定するための指標が提案されている.既存指標ではクラスB相当のネットワーク単位でスキャナの判定を行っているが,スキャナと判定されたネットワークの内部構造の調査は十分に行われていない.本発表では,スキャナと判定されたネットワークをクラスC相当のサブネットに細分化し,細分化された各サブネットについて送信パケット数や送信先などの振る舞いを調査した結果を報告する.
    • 鹿内くん発表"